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新しい一年が始まりました。今年の目標のひとつとして、私は「親子の雑談タイム」を大切にすることを掲げます。
これまで、子どもとのコミュニケーションは意識してきたものの、忙しい毎日の中で「宿題は?」「早く片付けて!」とつい指示や注意ばかりが増えてしまうことも多々ありました。
けれど、子育ての参考にさせていただいている石田勝紀先生の「子どもが自分から話したくなる自由を大切にする」という考え方に触れ、「雑談こそが親子の信頼関係を築く鍵なんだ」と気づきました。
今年はこの「雑談力」を磨きながら、子どもたちともっと自然な会話を楽しみたいと思っています。
ガミガミから雑談へ、第一歩を踏み出す
私自身、親として「しつけ」や「正しいことを教える」ことに一生懸命になるあまり、気づけばガミガミと口うるさくなってしまうことがありました。
でも、石田先生の言葉を思い出すたびに、「子どもが話したくなるのは、自分の話を聞いてもらえる安心感があるときなんだ」と感じます。
だからこそ、今年は「聞く姿勢」をもっと意識したい。
学校のことを聞きたい気持ちを抑え、子どもが自分から話してくれるのを待つ。そして、話しかけてきたときは、「そうなんだ」「それでどうしたの?」「なるほどね~」と興味を持って聞く。このちょっとした工夫が、子どもたちとの会話を温かいものにしてくれるはずです。
石田勝紀先生の著書
私が読んで、子育ての参考にしている石田先生のおすすめ著書です。子どもへの接し方を知れただけではなく、まずはママが変わっていかないとという考えができるようになりました。
『同じ勉強をしていてなぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」になる10のマジックワード』は、Kindle Unlimited読み放題対象商品です。電子書籍で読んでみて参考になりそうだと思ったら、ほかの本も読んでみるのがいいかもしれません。
雑談タイムをどう作る?
では、忙しい日々の中で雑談タイムを取るのは簡単ではありませんが、ちょっとした工夫でできることがあります。
• 朝の準備時間に:朝食を食べながら「今日はどんなことが楽しみ?」と軽く話してみる。
• お風呂タイムに:一緒に入る時間を雑談タイムに変える。「お湯加減どう?」なんて軽い話からでもOK。
• 寝る前に:お布団に入ってから「今日一番楽しかったことって何?」と聞くと、子どもがリラックスして話しやすくなります。
これらの時間を「雑談タイム」として特別なものにしなくても、親が「話しやすい雰囲気」を作るだけで、子どもはきっと心を開いてくれると思います。
雑談がもたらす親子の変化
雑談は、子どもの安心感を育むだけでなく、親自身にとっても「子どもの新たな一面」を発見できるチャンス。
たとえば、子どもが意外なことに興味を持っていることを知ったり、学校での何気ない出来事を話してくれたりする中で、親も楽しくなる瞬間があります。
今年はそんな時間をもっと増やしていきたい。そして、子どもが「お母さんに話すとホッとする」と思ってくれるような存在になれたらいいな、と思っています。
これまでも、親子の会話を大切にして暮らしてきましたが、私が一方的に指示したり注意したりすることも少なくありませんでした。
子どもには子どもの考え方、タイミングがあるため、そこを理解しないまま私の思い通りになって欲しいという気持ちが強かったのだと思います。
宿題だって、「あと10分経ったらやろう」と子どもの中で宿題を始めるタイミングを決めていたかもしれません。
しかし、私が待てず「ねぇ宿題は?(ちょっとキレてる言い方)」でいうもんだから、息子も気持ちよく宿題に取り組めていなかったかもと感じます。日々反省ですね。
雑談のきっかけになる声掛け
雑談のきっかけになる声掛けは、日常の何気ないことから始めるのがポイント。「今日は寒いね/暑いね」といった気候の話題も良いですし、子どもの興味を引き出す質問も効果的です。以下に具体的な例を挙げてみます。
日常の話題からの声掛け
- 「今日は風が強いね。帰り寒くなかった?」
- 「空がきれいな色だね。何色に見える?」
- 「朝ごはんのパン、ちょっと違う味にしてみたけどどうだった?」
- 「靴下、かわいいデザインだね。どれが一番好き?」
感想を聞くタイプ
- 「今日の給食、おいしかった?」「今日の給食何だった?」
- 「最近、この曲が気になるんだけど、好きな音楽とかある?」
- 「新しい本を見つけたんだけど、読む?」
ちょっと考えさせるような質問
- 「土曜日パパもお休みだけど、何したい?」
- 「今、家族で旅行に行くとしたらどこがいいと思う?」
- 「玉ねぎ、にんじん、ジャガイモがあるんだけど夕飯なにがいいかな?」
- 「これ、冷凍庫に入れたらどうなると思う?」
自分の話をきっかけにする
- 「今日、お母さんがスーパーで変わった野菜を見たんだけど、何だったと思う?」
- 「昔、学校でこんなことがあったんだけど、おもしろいでしょ?」
- 「この服どう思う?似合いそうかな?」
- 「お母さん、今日ちょっとドジしちゃったんだ。聞いてくれる?」
ちょっとユーモアを混ぜた声掛け
- 「魔法が使えるとしたら何に使おうかな?」
- 「このお菓子、一番最初に食べた人って天才だと思わない?」
- 「次に買う靴、七色に光るやつがいいと思うんだけど、どう?」
子どもの趣味や興味を話題にする
- 「最近ハマってるゲーム、どんなところが面白いの?」
- 「今日のマンガ、どこまで読んだの?」
- 「学校の友達と遊ぶとき、どんな遊びするの?」
「雑談」は、難しいテーマを話す必要はなく、親が「話しかけるきっかけ」を作るだけでOKです。何気ない一言から、子どもがリラックスして自分の思いを話すようになれば、親子の会話ももっと楽しいものになるでしょう。
私は、結構雑談が得意な方だと思います。昔から「〇〇だったらどうする?」と1人で考えることがあり、息子や娘にも、つい「宝くじが当たったらどうする?」「もし、透明人間になったらなにをする?」「雨が降ってきたらどうする?」などと聞いてしまいます。
雑談力を鍛えるために参考にした本はこちら
2025年の目標:雑談を習慣にする
「雑談」は特別な技術や準備が必要なものではありません。ただ、日常の中で少し立ち止まり、子どもの言葉や気持ちに耳を傾けるだけです。それだけで、子どもとの絆はぐっと深まるのだと思います。
今年は、忙しさに流されることなく、親子の雑談タイムを大切にしていきます。子どもたちの笑顔が増え、私自身もその時間を楽しめるような一年にしたいです。
石田勝紀先生がおっしゃる通り、日々の雑談が子どもと一緒に過ごす毎日をもっと幸せなものにしてくれるはずと信じて行動していきます。