この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
「子どもが野菜を食べてくれない」「好き嫌いが多くて困る」と悩んでいませんか?
特に、野菜を嫌がる子どもは多く、毎日の献立に頭を抱える親御さんが多いのではないでしょうか。
実際に、私が料理代行の仕事でいただくご依頼内容には、「こどもに野菜を食べさせたい」という声が多くあります。
「何なら食べてくれるの?」と感じる毎日は、献立を考えるだけで疲れてしまいますよね。無理に食べさせようとすると、逆効果になったり、こっちもさらにイライラしたりと悪循環になることも。
でも、実は、食育を兼ねて子どもと一緒に料理し楽しむことで、野菜嫌いだった子が「ひとくち食べてみる」と挑戦してみようとする気持ちが芽生えることがあります。
そこで、今回は一緒に楽しみながら料理し、「野菜=食べたくない」を解消できるかもしれないアイデアをご紹介します。
- 子どもと一緒に料理をするメリット
- 子どもと料理をする際のコツ
- 野菜嫌い克服を目指す簡単レシピ
- 野菜嫌いを克服するために知っておきたい大切なこと
この記事を書いている私の自己紹介
・8歳と5歳の子を育てる母
・在宅ワーク(WEBライター)と家事代行サービスの兼業
・私が私らしく働き、稼ぐために日々奮闘中!
子どもと一緒に料理をするメリット
子どもと料理をすることには、野菜嫌いの克服や自己肯定感の向上などさまざまなメリットがあります。ただ楽しいだけではなく、食育や成長にもつながる貴重な体験であると言えるでしょう。親子の絆を深めながら、料理を通じて子どもに大切な力や具体的なメリットをみていきましょう。
自分で作ったものは食べやすい
「自分で作った!」という達成感が、子どもに食べる意欲を与えます。特に苦手な野菜でも、自分で切ったり焼いたりと料理することで「ちょっと食べてみようかな」という気持ちが芽生えることも。
料理の過程で、野菜を触ったり、切ったり、名前を覚えたりすることで、食材に興味を持つようになり、「この野菜って甘いのかな?苦いのかな?」という発見の機会を作ることができます。
苦手な野菜に触れるという小さな経験の積み重ねが、好き嫌いを少しずつ減らしていくきっかけになる場合があります。
自己肯定感を育てる
また、料理を通じて子どもの自己肯定感が高まるのも大きなメリットです。
ママやパパに「上手に切れているね」「おいしそう!」「助かるよ」と声をかけてもらえると、子どもは自信を持ちます。「これ作ったの?すごいね!」という言葉によって、次も挑戦しようという気持ちが湧き、さらに「私も食べてみようかな?」に繋がることがあるでしょう。
私の娘も、よくお手伝いをしてくれるのですが、「ママ助かる?」と聞いてきます。「助かるよ。ママ楽になったよ。」と伝えるとうれしそうな表情をして、また次も「お手伝いするよ」と声をかけてくれるようになりました。
自分で洗って、切って、茹でて、味付けしたほうれん草のナムルをモリモリ食べる姿を見たときとても驚きました!
親子の絆が深まる
一緒に作業をする時間が、親子の楽しい思い出になります。
野菜やお肉、お魚など、使用する食材の話題を共有できるのは、料理を一緒にするタイミングならではのこと。
「この野菜なんてなまえ?」「どんな味がするの?」「どうやってつくるの?」など、子どもの質問に答えたり、こちらから質問したりすることで、職に対する興味や知識を一緒に広げられるのは貴重な機会です。
たとえ失敗しても「また一緒に作ろう」と思える経験が、親子関係をより良いものにします。
とはいえ、子どもと一緒に料理をつくるのは、時間がかかるし手間も増えます。キッチンが散らかるのはあたり前。
それでも、「失敗しても次に生かせば問題ない」という気持ちを持つことで楽しい時間を過ごせるでしょう。
親の忍耐が試されます!!!!
子どもと料理をする際のコツ
子どもと料理を楽しむには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。安全性や子どもの成長に配慮しながら、楽しく進められる工夫をすることで、料理の時間が親子の大切な思い出となります。
ここでは、具体的なコツについて紹介していきます。
簡単な作業から始める
はじめて料理をする子どもには、簡単で安全な作業を任せるのがおすすめです。
たとえば、
・レタス、キャベツをちぎる
・卵を割る
・ピーラーで皮をむく
・具材を並べる、のせる
など、年齢に応じた作業を任せましょう。
ちぎるのは、幼児でも簡単にできます。
ピーラーなどの調理器具をつかうものは、作業が慣れてきたころに挑戦するなど、徐々にステップアップしていくことが大切です。
道具を使う場合は、安全性を考慮して子ども用の調理器具を用意すると安心です。年齢や成長度合いに合わせて、無理のない役割を与えて楽しく作業することを心がけましょう。
小学生であれば、調味料の計量などすこし難しい作業を任せてみるのもおすすめ。日々の生活の中で算数の勉強にもなります。
完璧を求めない
子どもと料理をすると、こぼしてしまったり、野菜の切り方が不揃いだったりすることがあります。しかし、子どもとの料理では完璧を目指すのではなく、子どもが楽しんでいるかを優先させましょう。
「上手にできたね」「一生懸命できたね」などの声掛けをして、プロセスを褒めることで子どものやる気が引き出せます。
料理がスムーズに進まなくても、子どもが楽しんでいれば大成功!!そのような気持ちをもって、多少の散らかりやミスは許容しましょう。
遊び心を取り入れる
料理をただの作業にせず、遊び心を取り入れることで、子どもが楽しんで料理に挑戦できます。
野菜を型抜きで星や花形にする、色を組み合わせて虹のように並べる、カラフルな具材を使うなど、楽しい演出で子どもが興味を持ちやすくなります。
子どもの「やってみたい」「食べてみたい」を引き出せる遊び心がポイントです。
安全を第一に考える
包丁や火を使う際には、必ずママやパパ、大人がそばで見守りましょう。安全管理は、親の大切な役割です。
熱くなった鍋やフライパンには絶対に触らせないこと。包丁は1人で使わないことなど、事前にルールをしっかりと伝えておくことが安全に調理を進めるために重要になります。
また、エプロンや三角巾などを着用すると衛生面も安心ですし、安心して作業ができます。
不思議なことに、普段使用しないかわいいorかっこいいエプロンを付けることで、子どものやる気もアップします!自分専用の料理アイテムを持たせると、特別感が生まれてやる気が高まります。
ストレスをためない進め方を心がける
子どもと料理をするのは、楽しいだけではありません。時間や手間がかかるため、忙しい平日に無理にこどもと料理をしようとすると、ママがイライラしてしまうことがあります。
余裕のある休日やイベントの一環として取り入れると、気持ちにゆとりができ、子どもと一緒に楽しみながら料理ができます。
毎日一緒に料理をしなくても、時々一緒に料理ができることや、あらかじめ「この日は一緒に料理をする日」と決めておけば、親も心の準備ができ、子どもにとっては楽しみな時間が増えるでしょう。
それでも、忙しい日に一緒にやりたいと子どもが言ってきたときは「今日は包丁で切る時間はないけれど、テーブルを拭いてもらえると助かるな」「お片付けを手伝ってほしいな」など、対応できる範囲で提案するのもひとつの手です。
野菜嫌い克服のための簡単レシピ
子どもが苦手な野菜も、ちょっとした工夫で食べやすく変身することがあります。野菜の味や食感を活かしつつ、楽しく調理できるレシピを選んでいきましょう。
以下、子どもと一緒に簡単に作れて野菜も食べられるかも?簡単レシピを3品紹介していきます。
1. 野菜入りもちもちチーズボール
【材料】
• じゃがいも(またはさつまいも)300g
• にんじん 50g
• ブロッコリー 50g
• ピザ用チーズ 50g
• 塩 少々
【作り方】
1. じゃがいもとにんじんを柔らかく茹でてつぶす。
2. ブロッコリーを細かく刻み、1に混ぜる。
3. 塩で軽く味をつけ、ピザ用チーズを加えて混ぜる。
4. 小さなボール状に丸め、フライパンで軽く焼き色がつくまで焼く。
おやつ感覚で楽しめる一品で、子どもでも手軽に作れます!
2. 野菜たっぷりぎょうざ
【材料】
• キャベツ 150g
• にんじん 50g
• ニラ 50g
• 豚ひき肉 150g
• 餃子の皮 1パック
• 塩、しょうゆ 少々
【作り方】
1. キャベツとにんじんをみじん切りにし、塩をふってしんなりさせる。
2. 野菜の水気をよく切り、豚ひき肉と一緒にボウルで混ぜる。
3. しょうゆで味を調えた具材を餃子の皮で包む。
4. フライパンで焼き、水を加えて蒸し焼きにする。
自分で包む作業が楽しく、野菜がたっぷり取れるメニューです。餃子を包むための調理器具を使ったり、シュウマイの形にしてみたり楽しく料理が進められますよ。
3. カラフル野菜の餃子の皮ピザ
【材料】
• 餃子の皮 10枚
• ピーマン(赤・緑) 各1/2個
• コーン 30g
• 枝豆 30g
• ウインナー 3本
• トマトケチャップ 大さじ2
• ピザ用チーズ 適量
【作り方】
1. 餃子の皮にトマトケチャップを塗る。
2. ピーマンを薄切りにし、ウインナーを輪切りにして、コーン、枝豆と一緒に餃子の皮にトッピングする。
3. チーズをのせ、トースターで焼き色がつくまで加熱する。
カラフルで見た目が楽しい一品!子どもと一緒にトッピングを考える時間も楽しめます。パリパリの皮ととろけたチーズが食欲をそそります。
野菜嫌い克服のために大切なこと
子どもが野菜を嫌がる理由は、味や食感だけではなく、食べることへの心理的な抵抗が関係していることがあります。健康のためにも野菜嫌いを克服して欲しい気持ちは、十分に理解できますが、無理強いをせず、食べることへの興味やポジティブな感情を引き出して、食事をする工夫が大切です。
以下、野菜嫌いを克服するためにできることを紹介します。
1. 楽しい経験を増やす
料理は「楽しい時間」と感じさせることがポイントです。特に成功体験を積むことで、「また作りたい」という意欲が生まれます。
「食べることって楽しい」と思ってもらうために、家族で食事をして、「このサラダ〇〇ちゃんがちぎってくれたレタスを使ったんだよ」「おいしいね」など会話を積極的に増やしていきましょう。
「私が作ったサラダをみんなおいしいって食べてくれている」という達成感が、「私も食べてみようかな?」という意欲を引き出してくれる場合があります。
2. 無理に食べさせない
野菜を嫌がる場合は、まず料理を楽しむことに集中しましょう。無理に食べさせようとすると、食事そのものが苦痛になって、逆効果になる場合があります。親のイライラが伝わって、より野菜嫌いが加速してしまうことも考えられます。
まずは、子どもの様子をみて、一緒に料理をしている時であれば「一口食べてみる?」「味見してみる?」と、サラッと声をかけてみるのが良いでしょう。無理に食べなくてもいいんだと安心させることが、野菜嫌いを克服する第一歩です。
3. 親子で一緒に進める
料理の前段階として、一緒にスーパーなどで食材を購入するところから参加してもらうのもおすすめです。
「今日はどの野菜を買う?」など、自分で野菜を選ばせることで野菜への関心が高まります。献立を考えてもらい、その料理に必要な食材の買い物リストを一緒に作るのも楽しいですね。
カレーには、にんじん・たまねぎ・じゃがいも・お肉・カレールーが必要だね。と娘と話していたところ、その歌を幼稚園で習ったことと、隠し味にケチャップを入れるといいってテレビで言ってたと教えてくれました。その通りにしてみると、おいしく出来上がり普段にんじんを食べない娘が、にんじん含めてお代わりをしていました!!
まとめ:料理を通して野菜を好きになる
子どもの野菜嫌いを克服するには、無理に食べさせるのではなく、野菜に親しむ工夫が必要です。
親子で料理をすることで、子どもは食材に興味を持ち、自ら食べてみようと思うきっかけが生まれます。買い物から参加させたり、簡単な料理工程を任せたりすることで、成功体験を積み重ねることができます。
また、野菜を使った料理や、自分専用のエプロンなどを用意することで、楽しさをプラスしましょう。
大切なのは、楽しい雰囲気の中で「野菜=面白い、食べたい」というポジティブな感情を育てること。親子の時間を通じて、野菜嫌いの克服だけでなく、食べる喜びを共有することができるでしょう。
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。