いつまで続ける?私が子どもに読み聞かせを続ける理由と読み聞かせの効果

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悩めるママ
悩めるママ

「読み聞かせって何か効果あるの?」
「何歳まで続ければいいの?」

そんな疑問を抱いたことはありませんか?
仕事に家事に育児…忙しい毎日の中で、こどもに読み聞かせをする時間を確保するのは簡単なことではありませんよね。

小学生にもなると、1人で本を読めるようになり、「もう読み聞かせは必要ないのでは?」と思ってしまうこともあるでしょう。

しかし、読み聞かせは、子どもとの大切な時間を作るだけでなく、学びや成長に多くの効果をもたらし、子供の成長に驚くほどたくさんの影響があります。この記事では、読み聞かせの具体的な効果と、何歳まで続けるべきかについて解説していきます。

この記事でわかること

・読み聞かせの具体的な効果とは?
・読み聞かせのコツとおすすめの方法
・本を1人で読めるようになっても読み聞かせを続けたい理由

親子の大切な時間をより豊かなものにするためのヒントが見つかるはずです。

この記事を書いている私の自己紹介
・8歳と5歳の子を育てる母
・在宅ワーク(WEBライター)と家事代行サービスの兼業
・私が私らしく働き、稼ぐために日々奮闘中!

子どもに読み聞かせをすることで得られるものとは?

我が家の本棚
すどう
すどう

私が子育ての中で大切にしているものの一つとして【読み聞かせ】があります。

読み聞かせは、子どもの心と知性を育む、親からの大切な贈り物だと私は考えています。そのため、子育ての中でも大切なものの一つとして読み聞かせを続けています。ここでは、読み聞かせをすることで得られる効果について、我が子の実例も交えて紹介していきます。

1. 言葉の力が育つ

読み聞かせは、子どもが豊かな語彙を身につける近道です。日常会話では触れる機会の少ない言葉や表現を、絵本や物語を通じて自然に学ぶことができます。このようにして培われた言葉の力は、読解力や作文力、さらにはコミュニケーション能力へとつながっていくでしょう。

実際に、読み聞かせを続けていると言葉の力が育っているなと感じる瞬間があります。「たえばね」など、わかりやすく説明するためにたとえ話をしてくれるようになったり、「丸腰で行ったらしい」などそんな言葉よく知っているねと感心してしまう言葉を話すようになったりと、日々の会話の中で成長を感じます。

2. 親子の絆が深まる

忙しい日々の中で、読み聞かせは親子が一緒にリラックスできる特別な時間です。親の温かい声とスキンシップを通じて、子どもは「安心感」と「愛されている」という気持ちを強く感じます。この時間が、子どもの情緒的な安定や自己肯定感を育てる重要な土台となります。

毎日仕事や家事、子育てに忙しくてできない日もあると思います。毎日なんか絶対無理と思う方も、時間にも自分にも余裕がある日は、好きな本を選んでもらって、くっつきながら本を読むのもいいかもしれません。たとえ時間が短かったとしても、ママやパパから読み聞かせをしてもらった記憶って、忘れないものだと思います。

3. 集中力と聴く力が身につく

絵本や物語をじっくりと聞く習慣は、集中力を養う良いトレーニングになります。

また、話の内容をしっかり理解しようとする中で、聴く力も高まります。これらの力は学校での学びや社会生活にも直結する重要なスキルです。

聴く力が弱いと、先生の指示が理解できず次の行動に移せないなどの困りごとの原因にもなるかもしれないので、「先生のお話はよく聞くように。」と、こどもたちに伝えています。

4. 心が豊かになる

読み聞かせを通じて、多様な価値観や人生経験に触れることができます。

主人公の喜びや悲しみに共感したり、困難を乗り越える姿に感動したりすることで、子どもの感受性や共感力が育まれます。また、自分の世界を広げる物語との出会いが、人生の視野を広げるきっかけになることもあるでしょう。

実際に、幼稚園年長のむすめが、教えてくれた印象に残った話があります。

クラスで、塗り絵をしていた時のこと。
クラスのおともだちが別のおともだちに、「このプリンセスのドレスはピンク色じゃなくて、水色だから!!間違ってる!!!」と強く言っていたと。

娘は、プリンセスのドレスの色とは違うけど、ピンク色で塗ったっていいと思ったんだ。でも、間違ってると言われそうで怖くて言えなかったんだけどね。と教えてくれました。

この話を聞いて、固定概念を押し付けてしまうことの怖さと、いろいろな考えがあってもいいと思える柔軟な考え方を持つメリットを感じました。
たしかに、そのプリンセスは水色のドレスを着ているかもしれない。でも、そのお友達が好きなピンク色で塗ったっていいよね。こういう考え方ができるようになったのは、読み聞かせのおかげなのかもしれないと感じています。

親が声に出して物語を語ることで、子どもは言葉の豊かさを感じ取り、想像力を膨らませることができ、家族やおともだちにやさしくできるようになるのではないでしょうか。

読み聞かせはいつまで続けるべき?その理由

だいすきぎゅーの本

「読み聞かせはいつまで必要なのか」という疑問を抱く方も多いかもしれません。実際には、年齢に関係なく続けることでさまざまな効果が得られると言われています。

幼児期

語彙力や聴く力を育む基盤が作られる時期です。この時期に親の声で聞く物語は、安心感とともに言葉への興味を引き出します。

小学生以降

小学校に上がると、自分で本を読むことが増えますが、親が読み聞かせをすることでより高度な内容の本にも触れることができます。特に、親子で物語の感想を共有することで、子どもの考える力や表現力を育むことができます。

読み聞かせのコツとおすすめの方法

パンどろぼう 絵本

1. 年齢に合った本を選ぶ

幼児にはリズムのある絵本や短い物語がおすすめです。小学生には、少し長い章ごとの物語や、考えさせられるテーマの本を選ぶと良いでしょう。発達段階に沿った絵本がおすすめです。

印象に残る【音】、美しい日本語で書かれているかどうか、文章と絵のバランスの良さ、ストーリーの内容など、こどもの成長に沿った面白さがある絵本を選ぶのがポイントです。

2. 時間を決めて習慣化する

例えば、寝る前の時間を読み聞かせの時間と決めると、子どもも楽しみにするようになります。

本を読んだら電気を消すというルーチンを作ることによって、就寝時間もコントロールできるようになり、習慣化すれば、早寝早起きにも繋がるでしょう。

3. 声に抑揚をつけて読む

キャラクターごとに声を変えたり、感情を込めて読むことで、子どもは物語に引き込まれます。

抑揚をつけずに読んだ方がよいという意見も聞いたことがありますが、抑揚をつけることで子どもたちのケラケラ笑う笑い声に癒されたり、シリアスなシーンを感じ取ってもらえたりというメリットを感じるため、私は抑揚をつけて読んでいます。

すどう
すどう

お子さまの反応に合わせて変えてみるのもよいかもしれません。

4. 子どもの反応を観察する

子どもが特に好きなテーマや興味を持った内容に合わせて本を選ぶと、より興味を持って聞いてくれるようになります。

読み聞かせをしていると、集中して聞き入ってくれる食いつきがよい本と、あまり興味がなさそうな本があることがわかります。こどもは気に入った本を何度も何度も読んでと言ってくることがあるため、親としては、また同じ本?と思ってしまいますが、気に入った本は何度も読んであげるのが良いでしょう。

ときどき、親のおすすめの本を読んでみても全く興味がなく、集中して聞いてないなと感じるときがあります。そんな時は、その本は一度本棚に戻して、また、別のタイミングで読んでみると集中して聞いてくれる時が来ます。

5. 親子で感想を共有する

本を読み終えた後に感想を話し合うことで、子どもの考える力が育ちます。「どう思った?」「主人公に共感した?」などの質問を投げかけてみましょう。

子どもが本の内容をどう理解したのかがわかりますし、どんな感想を持ったのか、どんな考え方をするのかを知れます。解釈が違ったときは「ママはこう思ったよ」などと伝えると、「そうかも」や「でも、こうだったから」などほかの意見を出してくることがあり、本を読み終えた後も、楽しい時間が続きます。

子どもが自分で読めるようになっても読み聞かせを続けたい理由

10分で読める伝記

子どもが自分で本を読めるようになると、読み聞かせをやめてしまう方も多いかもしれません。しかし、親が読んであげることで得られる効果は年齢を問わず続きます。

すどう
すどう

特に、難しい本や大人向けの本に触れる機会を提供することで、子どもの知識や視野を広げることができるため、私はもうしばらくは続けていきたいと考えています。

小2息子は、一人で本を読めるようになり、今では歴史漫画や伝記、ゲーム攻略本、謎解き本、学校では教えてくれない大切なことシリーズ、ちびまる子ちゃんの満点ゲットシリーズ、理科ダマン、漫画などさまざまな本を読んでいます。

いろいろな本を読むようになって、自然と読める漢字が増えてきて、一人でも楽しそうに読書する場面がありますが、5歳の娘に私が読み聞かせをしていると、そっと隣に来て、読み聞かせを聞いている時もあります

小学校に入ってから、息子に読み聞かせをする時間はぐっと減りましたが、ときどきこうやって読み聞かせをすると嬉しそうです。

また、息子が娘に読み聞かせをしてくれることも増えて、息子がキャラクターになりきって言うセリフに娘は大爆笑するなど、読み聞かせは我が家にとって楽しい時間です。

こどもと一緒に何かをする時間は、今後確実に減っていくでしょう。後になって、あの時もっと本を読んであげればよかった。なんて思う日が来ないように、できる限り、こどもが嫌がらないうちは読み聞かせを続けていきたいと考えいます。

まとめ~ 親が読み聞かせを続ける意義~

我が家の本棚2
息子の本棚。大好きなヨシタケシンスケさんの本がたくさん

読み聞かせは、子どもの成長を支える大切な時間です。「いつまで続けるべきか」と悩む必要はなく、子どもが喜んで聞いてくれる限り、また親自身が楽しめる限り続けることをおすすめします。

親の声で紡がれる物語の時間は、子どもにとってかけがえのない思い出となり、生涯にわたる影響を与えるでしょう。

読み聞かせは、子どもにとって「楽しい時間」であると同時に、学びと成長の宝庫です。
親として、こんなに多くの効果を得られる方法を取り入れない手はありませんよね。毎日は難しいかもしれない。でも、できる限り読み続けたいものですね。

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